専攻医の一日
A DAY OF OUR RESIDENTS
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臨床力
[専攻医4年目] 福田 麻里奈
総合診療科コース
出身地埼玉県
出身校山形大学
外科医としてはたらく父親の背中をみながら育ち、医師という仕事に憧れを感じていました。弟が病気で入院したり、自分がケガで手術を受けた時に、病気やケガに苦しむ人を助けるこの仕事につきたいと思い、医師を目指しました。山形大学の研修で在宅医療に興味をもち、湘南鎌倉で修業し、将来は地域に根差した医療、家庭医、訪問医としてのキャリアを考えています。
学生時代はバスケットボール一筋
中学からバスケットボールをはじめ、高校、大学と12年間学生時代はバスケットボール 漬けの毎日でした。膝や足首を痛めることも多く、手術を経験してもやめないバスケ馬鹿でした。チームワークや苦しい場面も乗り切るスタミナや、ともに過ごした仲間は今でも私の根っこを作っています。
このたび、結婚しました
昨年、ご縁があり結婚いたしました。
数々の湘南鎌倉の女医の先輩方のように、仕事と家庭を両立していけるよう励みます。
初期は湘南鎌倉総合病院
湘南鎌倉総合病院で初期研修をしていました。
日々、たくさんの患者さんと出会い、これ以上ないくらいたくさんの経験を積むことができました。ハードな研修をと思い、選んだ研修先でしたが、素晴らしい仲間と出会い、悔いのない初期研修時代を過ごすことができました。
湘南鎌倉総合病院のワークライフレポート
01
入職のきっかけ
私は総合診療プログラムに所属しています。プログラムは1年間の僻地・離島研修、近隣のクリニックとも協力して診療所での訪問・外来診療を勉強できるのが特徴です。将来的に病院をでて、地域やクリニック、訪問診療で活躍をしたいと考えており、プログラムが自分の目指す研修とマッチしていたため選択しました。いまでは、様々な環境で多くの患者さんと出会い、たくさんの学びができるこの研修を選んで本当によかったと実感しております。
02
湘南鎌倉総合病院ワークライフ
当院の総合診療科プログラミは始まって3年。女性医師は自分がはじめてとなります。まだ手探りの部分もありますが、日々の研修や家庭との両立も考え、次につづく後輩が少しでも働きやすい研修、ロールモデルとなれるよう日々ひとつひとつ新しいことにチャレンジしていきます。
03
私の目標
病気だけでなく、その人を癒すことができるようにが目標です。
患者さんがよくなって笑顔で退院していく、安心した顔で診察室をでていく瞬間が医師をやっていてよかったと実感するときです。
病気を治すために勉強を続けるのはもちろんのことですが、私だからこそその患者さんにできることを常に探していきたいと思っています。
将来的には家庭医として、患者さんと家族、地域を健康にできるような、かかりつけの先生になりたいと考えています。
1日のスケジュール
起床~出勤
連携施設である近隣のクリニックで訪問・外来診療の研修をしています。朝が弱いので毎朝の準備は必死です。夫と自分の分のお弁当を用意し家をでます。
7:00
午前診
週5日はクリニック、週1回は湘南鎌倉の初診外来で外来をしています。
初診患者さんから長期の患者さんまで幅広い診療ができ、毎日の学びは必ずといっていいほどあります。
9:00
訪問診療
クリニックの昼休みの時間に5-数件ほど訪問診療を行っています。
病院では経験できない診療や患者さん、家族とのコミュニケーションは、訪問という場でしか味わえない貴重な経験です。
12:30
午後診
午後は訪問診療から帰ってきてすぐ、診察がはじまります。
クリニックでは内科から婦人科、小児科、外科まで幅広くプライマリケアを学ぶことができます。
15:00
一日の振り返り
午後の診療が終わった後は、指導医とともに一日の外来患者さんの振り返りを行いフィードバックをうけます。この時間がもっとも貴重で勉強になります。自宅に帰った後も振り返りをし、次は自分でできるよう知識を整理してきます。
18:30
帰宅~就寝
家に帰った後は夫の帰りまでに炊事・洗濯をしています。自分が疲れて帰ってきた日は、夫が手伝ってくれ協力して家事をしています。
どこでもすぐ寝られるのが特技の私は、布団にはいって数分もたたないうちに寝てしまいます。
20:00
メッセージ
湘南鎌倉は”断らない医療”を理念に掲げ、実践をしている病院です。”断らない”を実践するには、救急現場だけでなくその後の入院や外来につなげる、内科含めた各専門科があって成り立つということを、この病院で働いてから知りました。湘南鎌倉はどの科の先生方も同じスピリットをもちながら診療しており、知識だけではなく、その姿勢こそ本当の学ぶべきものと思います。そんなすばらしい環境でたくさんの患者さんと出会い、勉強させていただけるめぐまれた病院だと考えています。
医者になって最初の5年は医師としての姿勢をつくる大切な期間だと教わり、自分としても大切と思っているところです。ここは見方によってはハードな研修ではありますが、学ぶべき患者さんや仲間、先輩方が多く、ここでの研修は最初の基礎を築く貴重な時間となります。ハードであるという評判から、自分は研修できるのだろうかと悩んでいる方も多いかもしれません。実は私もそうでした。でも、まずは見学に行ってみようと思ってください。見学に来ると見える景色が変わりますよ。ぜひお待ちしています。
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