専攻医の一日
A DAY OF OUR RESIDENTS
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手技
知識
学術 / 英語
臨床力
[専攻医2年目] 井本 侑太郎
リウマチコース
出身地東京都
出身校東京医科大学
初期研修から当院で研修し、当院の内科研修プログラムを選択しました。
急性期病院ならではの症例数と、高齢者社会の湘南地域で膠原病を学び、極めたいと思い、当院に残留しました。
大学時代はバドミントン部
大学時代は未経験でしたが、興味のあったバドミントンを部活として選択しました。
かなり運動量の多いスポーツでしんどい競技ですが、個性豊かな部員とともに、部活動以外でも旅行したりと今でも集まったりしています。
趣味は野球観戦とドライブ
最近はなかなか行けていませんが、幼少期から父の影響もあり野球観戦によく行っていました。
当院は横浜スタジアムが近いですね。夏は自然とビアガーデンにもなって最高です。
おいしいご飯と日本酒を探求しています
普段からおいしいラーメンを探してあちこち巡っています。
家には日本酒用のセラーもあり、比較的料理をする方なので、自宅でも楽しんでいます。
湘南鎌倉総合病院のワークライフレポート
01
入職のきっかけ
初期研修から湘南鎌倉総合病院を選びました。学生時代は循環器に興味がありましたが、カテーテル治療の専門家になるよりもgeneralistに憧れるようになり、総合内科ができて、救急医療もしっかり学べる研修病院をと思って探していました。3次救急の病院や2次救急でhigh volumeな市中病院を中心に調べている中で湘南鎌倉総合病院をみつけ、見学に来ました。
数年前まで“野戦病院”と称されるほどの雰囲気は影を潜め、忙しい中でもワークライフバランスを考えられる良い病院となっていました。
何よりも楽しそうに仕事をしている医師の姿が印象的でした。
02
湘南鎌倉総合病院ワークライフ
成功と失敗を繰り返すのは医師だけではなく社会人の仕事として当たり前ですが、自分に何が足らなくてそのために何をすべきなのか、それに真摯に向き合い、一緒に考えてくれる仲間・上司に恵まれた病院です。
人間はなにか物事を考えるうえで、必ずなにか尺度が必要です。その尺度としては十分すぎるくらい、優秀な仲間に日々、仕事だけでなくプライベートでも刺激を受けています。
働くときはとことん働き、休日はやりたいことをとことんやる。
03
私の目標
膠原病を志した理由は全身症状をきたす疾患の面白さに惹かれたからですが、内科医として、何よりも患者の抱える問題点のひとつひとつに真摯に向き合い、医療を通じて人生を支えていきたい、全人的な医療を提供していきたいという思いが原点です。
これらを達成できるように、どんな些細なことでも患者の話に耳を傾け、なにかできることがないかと考えていきます。
一人前の膠原病内科医になることはもちろんのこと、医師として、ひいては一人の人間として、一人前になることが目標です。
1日のスケジュール
起床〜出勤
だいたいこの時間に起きます。
とにかく朝に弱いので、最低限の支度しかせず、朝ご飯は病院に行ってから食べることがほとんどです。
6:30
朝回診
出勤したらまずコーヒーでカフェインをチャージしてからカルテをチェックします。
回診前に必要な情報を集め、採血結果を見て追加するべき項目や他の検査がないかも確認して回診に臨みます。
8:00
外来
週に1回の総合内科初診外来を担当します。
リウマチ科コースなので膠原病の外来も1コマ受け持ちます。
いろいろな患者さんと出会い、病棟管理とはまた違った、多くの学びが得られる場です。
当院での研修の大きな特徴と言えると思います。
9:00
昼食
当院の食堂はかなりコスパが良くハイレベルだと思います。
僕が入職した2021年からリニューアルしました。
定食2種類とカレー、麺の4種類が常に用意されており、小鉢も充実しております。僕は毎日サラダを追加してバランス良くしています。生野菜は貴重です。
13:00
夕回診、カンファレンス
少し休憩して業務の続きや予定していた手技などを終わらせたら夕方の回診を行ってチームでカンファレンスを行い、1日の振り返りと明日以降の方針を確認します。曜日によって勉強会を行ったりしています。
15:00
終業
明日に持ち込む仕事がないか、病棟の指示出しやオーダーを確認し終えたら、自分の勉強や院内カンファレンス・学会発表の資料作り、論文執筆などに時間を費やしますが、帰る時間を決め、あまり煮詰まりすぎないようにしています。
20:00
メッセージ
かつての湘南鎌倉総合病院は俗に言う“野戦病院”だったかもしれません。しかし、入職して4年目になりますが、働き方改革が実際に稼働する直前に入職した私たちの世代からみても年々環境は変化しています。決して楽な職場ではないと思いますが、ワークライフバランスは整ってきていると思います。一方で、労働時間が限られていることで、より一層タイムマネジメントの力が求められると思います。勤務時間内にdutyは終わらせた上で、自分の勉強時間や学術活動の時間を確保しなければなりません。しかし、これについては何人もの先輩たちが実践していますので、参考にできるロールモデルはたくさんいますから安心してください。症例数は自然と他院よりも多い病院ですので心配いりません。
膠原病というとなんとなくハードルが高いのではないでしょうか?僕自身はそうは感じていませんでしたが、実際に学ぶとやはり他科の先生からみた膠原病はかなりとっつきにくく専門性の高い分野なのだなと実感しています。実際に市中病院で膠原病というイメージはあまりないかもしれませんが、この湘南地域は高齢者が多く、関節リウマチをはじめとする多くの膠原病患者が生活している一方で膠原病の専門医は大き病院にはあまりいないという現状があります。近年,当院のリウマチ膠原病内科はスタッフも増えてきており、他院からの紹介も増えている状況です。
この病院ならではの症例数を活かして、角谷部長をはじめ精力的に診療を行っています。当院はスーパーローテート方式の研修ですので2-3ヶ月程度ローテートしていただくだけでもかなり充実した研修になること間違いなしですので、ぜひ一度見学にいらしてください。
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