専攻医の一日
A DAY OF OUR RESIDENTS
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臨床力
[専攻医2年目] 瀬戸 悠介
総合診療科コース
出身地神奈川県
出身校東京慈恵会医科大学
医学生の実習の際、訪問診療で先生と看護師さんが患者さんの背中をさすっているのを見て、これが僕の目指す医療だと身体に衝撃が走ったことが総合診療科への志のはじまりでした。その先生は患者さんの苦しみをキャッチし、人生の支えを患者さんと共有することで、少しでも苦しみを抑えて穏やかに生きられるかを大事にしておられました。その経験もあり、在宅診療・緩和医療を将来は専門にしたいと思っております。
部活は音楽系でした
子供の頃からピアノをやっていたこともあり、中高は吹奏楽部に入部しました。そこでオーボエという楽器に出会い、大学でもジャズ研究会やオーケストラでオーボエを続けていました。優しく、空間を包み込むような音色が特徴の木管楽器です。
趣味は国内旅行
大学時代の長期休暇はひたすら国内旅行をしていて、47都道府県踏破しました。時には1日40km以上歩いたり、時には18切符で長距離移動をしたりと、移動の時間も旅の醍醐味だと思っています。日本史も好きで、歴史に思いを馳せながら旅をするのが好きです。
生まれも育ちも湘南
茅ヶ崎で生まれ、以降大学卒業まで湘南に暮らしていました。研修医は東京で過ごしましたが、生まれ育った地元で働きたいと思い、湘南鎌倉総合病院に入職しました。
湘南鎌倉総合病院のワークライフレポート
01
入職のきっかけ
総合診療・在宅医療・緩和医療を学べるのはもちろんですが、内科的知識もしっかりつけたいと思っていました。当院は専攻医を3年→4年に延長することで、本来6年必要な(3年+3年)総合診療科と内科の専門医を同時取得できるダブルボードが可能な病院であり、また日本一の救急受け入れ台数を誇る当院での研修なら様々な疾患を経験、勉強することができると思いました。
02
湘南鎌倉総合病院ワークライフ
「この患者さんの身体では何が起こっているのだろう?」症状に対して診断がつかないこともままあります。しかしそこで考えることを止めずに、病態を一つずつ紐解いていく、可能性を考えていく、これが総合診療や内科の醍醐味の一つと思います。上級医の先生方は一緒に悩んでくれ優しく指導してくれます。最新のエビデンスを持ち寄ったりしてディスカッションをする時はすごく楽しいです。
03
私の目標
総診+内科専門医取得後は、しばらく急性期病棟や地域包括ケア病棟、緩和ケア病棟で働き、病院総合診療の役割や内科的治療、さらに地域連携を学びつつ、新家庭医療専門医を取得して在宅診療へ徐々に舵を切っていこうと思っています。患者さんが苦しみをできる限り少なく、穏やかに生きられるように、日々向き合っていきたいです。
1日のスケジュール
起床〜出勤
朝は苦手なタイプですが頑張って起きます。病院に着いたら朝ご飯を食べ、カルテをチェックして夜間の患者さんの状態を確認します。
6:00
朝回診
患者さん一人一人のお話を聞き、必要な所見を漏れなくとっていきます。上級医と回診する時は、身体所見の取り方などベッドサイドレクチャーが始まる時もあります。
7:30
ミーティング
夜から朝にかけての患者さんの状態や当日の採血結果などを上級医の先生と確認し、治療方針を決めていきます。追加検査や点滴内服変更、他科コンサルトなどオーダーしていきます。
8:00
外来
週1回の内科初診外来を担当しています。患者さん方は症状に対して不安な気持ちを持たれているので、検査一つ一つを行う意味や自分が考えていること、検査結果の解釈を分かりやすく患者さんと共有することを心掛けています。
9:00
病棟
病棟対応を迅速に行えるように、ミーティングや会議、外来以外は基本的に病棟で仕事することが多いです。研修医の先生と共に手技や勉強もします。
14:00
夕回診・ミーティング
日中の追加検査や画像検査を踏まえて治療方針を再度練りつつ、日中に開始した治療の効果を患者さんと確認します。面会時間と重なるため、ご家族と直接お話しする機会でもあります。翌日以降の必要な検査を確認したら業務終了です。
16:00
就寝
業務終了後は自己研鑽したり、同僚と夕ご飯を食べに行ったり、趣味の時間に使ったりなど、on-offのメリハリをつけて過ごします。睡眠時間は6-7時間とるのが理想です。
23:00
メッセージ
「将来家庭医をやりたいけど内科もしっかりとやりたい!」「緩和医療も学びたい!」という先生方にはこれ以上ない環境や教育体制が当院には揃っています。是非一緒に学んでいきましょう!見学お待ちしております。
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