専攻医の一日
A DAY OF OUR RESIDENTS
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臨床力
[専攻医3年目] 荒牧 宏江
総合内科コース
出身地神奈川県
出身校筑波大学
高校生までの18年間を神奈川県横浜市で過ごし、大学の6年間は茨城県つくば市で過ごしました。医師を志したのは、中学時代に生物の授業でiPS細胞を習ったことがきっかけで、今まで治らなかった病気が治るようになる現場に立ち合いたいと思いました。今は日常診療で出会う疑問を解決しつつ、少しでも視野の広い医師になることを目標にしています。
横浜市で育ちました
横浜市で生まれ育ち、小中高も横浜にある学校に通っていました。両親が仕事をしている間面倒を見てくれた祖父母の家も市内にあり、生粋のはまっこです。
テニスに熱中した大学時代
大学時代は日の出とともにテニスを始める毎日でした。振り返るともう同じことはできないと思う程、充実していました。個人スポーツですが大会は団体戦なので、メンタルマネジメントからチーム運営まで多くを学びました。個人では絶対に味わうことのない、チームで勝利を分かち合う感動を知りました。
初期は湘南鎌倉総合病院
初期研修は湘南鎌倉総合病院で行いました。年間を通して救急当直があることに加え、志望に関わらず幅広い知識を学べる環境が魅力的です。尊敬できる上級医、一緒にいて安心できる同期、頼もしい後輩たちと学んだ2年間は、医師人生の礎です。
湘南鎌倉総合病院のワークライフレポート
01
入職のきっかけ
初期研修を行った湘南鎌倉総合病院に残ろうと思ったのは、身近な先輩の姿を見ていたことが大きいです。それぞれの志を持ちながら、少しでも多くを学ぼうとする気持ちを持って診療にあたる先生方を見て,そんな医師になりたいと思いました。
また、初期研修医と一緒に働き教える機会が多く、後輩を指導することで自分も一緒に成長したいと思いました。
1年毎に集中治療や放射線診断といった様々な科を含めてローテーション希望を出せるところも魅力の1つであると思います。
02
湘南鎌倉総合病院ワークライフ
慌ただしい毎日ですが、忙殺されるだけでなく、目の前の診療が正しいのか、最善か、常に考え続けることを意識しています。熱心に指導してくださる先生方から少しでも多くを学び、自分も同じように後輩に返せればと思っています。
03
私の目標
学生の頃から興味があり、将来は呼吸器内科を専門にしようと決めています。感染症、腫瘍、慢性呼吸器疾患、膠原病、集中治療等、幅広い分野にまたがっているところを魅力に感じました。幅広い目線を持った呼吸器内科医になれるよう、日々の小さな疑問を地道に解決しながら成長していきたいと考えています。
1日のスケジュール
起床〜出勤
余裕を持って朝を過ごすのが理想ですが、実際はギリギリに起床します。寝起きはいい方なので、起床後15分以内には病棟のカルテ前にいます。回診前に夜の変化や新入院患者さんのカルテを予習し、回診、ミーティングに備えます。
7:00
朝回診
チームが揃ったら回診をします。時間によっては、患者さんのご飯に被るので、食べっぷりも大事な所見の一つです。回診後はミーティングをして、その日の病棟業務を確認します。
7:30
初診外来
週に1回初診外来を担当しています。同年代から高齢者まで、様々な訴えの患者さんが来られるので、頭を悩ますことも多いですが、毎回新しい課題が見つかるため、楽しみでもあります。
9:00
お昼ごはん
今年から新しくなった食堂で時間を見つけてお昼を食べます。今は専ら「黙食」ですが、その分味わって食べています。
13:00
夕回診・ミーティング
夕回診とミーティングが終わったら業務は終了です。ミーティングでその日の初診で診察した患者さんの方針を相談することもあります。抄読会や他病院とのカンファレンスもこの時間に行っています。業務後は日中の疑問を調べたり、発表の準備をする時間に充てています。
16:00
帰宅〜就寝
仕事終わりはテニスをすることもあります。夢中になった後は筋肉痛と共に心も軽くなるような気がします。帰宅後はシャワーを浴びて、0時前には眠りに就きます。
21:00
メッセージ
初期研修のマッチングが終わり、国試が終わり、働き始めて慣れた頃にはもうあっという間に後期研修先を探さなければならない時期になってしまいますね。新しい環境を選ぶのに何を重視したら良いのか、どんな病院が自分にあっているのか、悩んでなかなか将来の進路が決まらない人も多くいるかと思います。初期研修医時代にも感じていましたが、一番大切なのはどこで働くか、ではなくどう働くかだと思います。環境や症例に恵まれていても、どう活かすかは結局は自分次第。少しでも興味のある方は、気楽に、ぜひ一度見学にいらしてください!
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